ファインフォーカサー
ファインフォーカサーは、低NAGIレンズと高NAGIレンズを多段に構成することで最小5mm以下の微小な集光径を得ることが可能です。アレイ化も対応しており、微小集光ビーム軽を高精度に配列することが可能です。
詳細説明
従来の成形レンズと異なり円筒状に屈折率分布をもつ石英材料の高NAレンズ(GIレンズ)と低NAレンズ(GIレンズ)を組み合わせることで、ビーム径を自在に制御可能な微小集光ビーム径を得ることが可能です。
波長依存性は、小さく多波長に対応しております。単心ファインフォーカサーは、接着剤レス構造での作製も可能なため高温(高真空)環境での使用が可能です。
特徴
・高精度ビーム径およびユニフォーミティー (アレイタイプ)
・高温(高真空)環境下で使用可能 (単心ジャケットタイプ)
・広い波長帯(400~1600nm)で使用可能
・出射端の研磨面(フラット、斜め)選択可能 (ARコートの実施も可)
・PMファイバ*対応及び指定ファイバ(波長)での対応可能
* PMファイバ:偏波保存ファイバ
仕様
ファイバーファインフォーカサー仕様
<アレイピッチ 250mm>
※ARコート実施希望の際は、お問い合わせ願います
原理
GI レンズは、円柱状に屈折率分布を持つため周期性を持ち蛇行して光が進行します。
高NAGIレンズと低NAGIレンズの周期を選択し、シングルモードファイバ(SMF)と組み合わせることで容易に微小集光ビーム径得ることができます。