光ファイバ線引き装置
弊社の光ファイバ線引き装置は、試作品、量産品のそれぞれに対応した装置仕様を提案することができます。
加熱炉は、高温タイプ、低温タイプの2種類を用意しておりますので、さまざまな加工材質に対応可能です。
光ファイバ製造装置とは
光ファイバの製造装置は、一般的に以下2種類の方法で製造されます。
- プリフォームと呼ばれる母材を電気炉で溶融加熱し延伸加工
適応材料:石英ガラス、ボロシリケートガラス、プラスチック - 電気炉内で溶解したガラスを電気炉外で冷却し細径化
適応材料:プラスチック、多成分ガラス
弊社は、石英系光ファイバの製造を行っていることから①の製造装置のご提案をさせて頂いております。
製造工程
光ファイバは、光ファイバの元となる母材(プリフォーム)を抵抗加熱炉で加熱し、溶融状態になったプリフォームを高速で巻き取ることによって作られます。石英ファイバは約2000℃、プラスチックファイバは150℃以上で溶融状態に達します。
抵抗加熱炉から引き出された光ファイバは、抵抗加熱炉出口に取り付けたレーザによる外径測定器を用いて測定します。
図1に石英光ファイバの作製工程を示します。
特徴
- 納入場所に合わせたコンパクトな設計が可能
- 試作(実験用)機から量産機まで対応可能
- 高温タイプ、低温タイプの2種類のラインナップを準備
- さまざまなオプションを付加することが可能 (カスタマイズが可能)
- 線引き装置としての機能だけではなく、延伸装置としてご使用も可能
- ファイバ製造メーカが販売しているので、製造条件立ち上げ等のアフターフォローも万全
仕様
FDM-100:高温対応線引き装置
- 加工対象プリフォーム:石英系ガラス等
FDM-200:低温対応線引き装置
- 加工対象プリフォーム:低融点ガラス、プラスチック等
追加装置オプション
- コーティングユニットの追加設置
- コーティング外径の調整
- 巻き取りドラム寸法の変更
- 線形測定ラインの追加設置
- 大口径光ファイバ線引き対応
- 光ファイバクーリングユニット
製品資料
上記以外の追加仕様をご希望の場合は、お問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。
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